光学印象とは?型取りが苦手でも楽な理由と保険適用拡大(令和8年度)を日立市の歯科医師が解説

この記事の公開日: 2026年6月27日

光学印象
歯科医師|インプラント専門医

この記事の著者

こばやし歯科クリニック|歯学博士 小林孝誌

東京歯科大学大学院卒業し博士号を取得。インプラント専門医を持ち、地元の日立市で地域に貢献できるように研鑽を積む。口腔ケアやホワイトニングが好きで実体験を皆様にお届け。

この記事のまとめ

目次

光学印象のメリットは?(型取りが苦手な方ほど実感)

光学印象とは、ペン型の口腔内スキャナーでお口の中を撮影し、歯の形をその場でデジタルデータとして取り込む型取りの方法です。

光学印象メリット

最大のメリットは、嘔吐反射が出にくく、不快感の少ない快適な型取りができることです。

  • オエッとなりにくい:のどに流れる材料がないため、えずきやすい方でも受けやすい型取りです。
  • 不快な味・匂い・冷たさがない:固まるのを待つ時間もありません。
  • 短時間で済むことが多い:お口を長く開け続ける負担が減ります。
  • その場で画面を見ながら確認できる:ご自身の歯の状態をモニターで一緒に見られます。
  • データで保存できる:石こう模型のような変形・保管の心配がありません。

光学印象は痛い?費用は高い?

光学印象は歯を削ったり強い力を加えたりしないため、痛みはほとんどありません。保険が適用されるため、費用も大きく変わりません。 スキャナーの先端でお口の中をなぞるだけなので、麻酔も不要です。対象となる治療であれば保険診療の範囲で受けられるため、「最新の方法=高額」という心配もいりません。

【令和8年度改定】光学印象は保険でどこまで使える?

光学印象 保険適応拡大

2026年(令和8年度)6月の診療報酬改定により、保険の白い被せ物「CAD/CAM冠」の型取りにも光学印象が使えるようになりました。

これまで光学印象が保険で使えるのは一部の詰め物などに限られていましたが、今回の改定で対象が広がりました。つまり、奥歯などに白い被せ物を入れる治療でも、あの苦手な型取りをデジタルの光学印象に置き換えられるということです。

CAD/CAM冠とは?奥歯にも保険で白い歯を入れられる?

CAD/CAM冠適応
CAD/CAM冠とは、コンピューターで設計・加工する白い樹脂製の被せ物で、保険が適用されます。令和8年度の改定で、奥歯にも入れやすくなりました。 これまでCAD/CAM冠を奥歯(大臼歯)に使うには「かみ合わせを支える歯が左右にそろっていること」などの条件がありました。令和8年度の改定ではこの条件が見直され、より幅広いケースで奥歯にも保険の白い歯を入れられるようになりました。大学の研究でも、奥歯のCAD/CAM冠は装着する場所によって治療後の経過に大きな差がないことが示されています。

※ CAD/CAM冠が向いているかどうかは、かみ合わせの強さやお口の状態によって個人差があります。すべての歯に必ず使えるわけではないため、適応は診察のうえでご提案します。

よくある質問(光学印象・CAD/CAM冠)

光学印象とは何ですか?
口腔内スキャナーという小型カメラでお口の中を撮影し、歯型をデジタルデータとして取得する型取りの方法です。印象材を使う従来の型取りに代わるものです。
光学印象は痛いですか?
歯を削らずスキャナーでなぞるだけなので、痛みはほとんどなく、麻酔も不要です。
光学印象は保険が使えますか?
はい。対象となる治療では保険が適用されます。令和8年度(2026年6月)の改定で、保険のCAD/CAM冠の型取りにも使えるようになりました。
型取りでいつもオエッとなってしまいます。光学印象なら大丈夫?
のどに流れる材料がないため嘔吐反射が出にくく、えずきやすい方ほど負担の軽減を実感しやすい方法です。
CAD/CAM冠は奥歯にも入れられますか?
令和8年度の改定でかみ合わせに関する条件が見直され、より幅広いケースで奥歯にも保険で白い歯を入れられるようになりました。適応は診察で確認します。
日立市で光学印象を受けられる歯医者はありますか?
こばやし歯科クリニック(茨城県日立市大和田町1883-1)では光学印象(口腔内スキャナー)を導入しています。土曜日も診療し、駐車場も完備しています。

日立市で光学印象・保険の白い歯のご相談は当院へ

こばやし歯科クリニックでは、患者様の負担を減らすために光学印象(口腔内スキャナー)を導入しています。型取りが苦手だった方も、銀歯を白くしたい方も、まずはお気軽にご相談ください。土曜日も診療しており、広い駐車場を完備しているため、お車での通院も安心です。

まとめ

光学印象は、口腔内スキャナーで歯型をデジタル取得する型取りの方法で、オエッとなりにくく、痛みも少ないのが特長です。令和8年度(2026年6月)の保険改定で保険のCAD/CAM冠の型取りにも使えるようになり、あわせてCAD/CAM冠の適応も奥歯へと広がりました。型取りが苦手で治療をためらっていた方も、奥歯を白くしたい方も、日立市のこばやし歯科クリニックへお気軽にご相談ください。

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監修:小林 孝誌(こばやし たかふみ)|歯学博士・こばやし歯科クリニック院長 茨城県日立市で地域に密着した歯科診療を提供。予防歯科・歯周病治療・小児歯科・インプラント・矯正・審美歯科まで幅広く対応しています。